では「10. 長期メンテナンス」を深掘りして、定期的にやるべき掃除・ソフト更新・ストレージ管理・ハードの点検を具体的な手順でまとめます。
10. 長期メンテナンス【徹底版】
ゲーミングPCは買って終わりではなく、定期的なメンテナンスで性能と寿命を維持できます。放置するとホコリで温度が上がり、動作が重くなったり故障につながったりするので、習慣化が大切です。
10-1. Windows Update & ドライバー更新
頻度:月1回
- スタート → 設定 → Windows Update → 「更新プログラムのチェック」
- GPUドライバー更新(NVIDIA/AMD公式)
- マザーボードのドライバー更新(LAN・オーディオなど)
👉 新作ゲーム前や不具合が出たときに最新化するのがベスト
10-2. ゲームランチャー更新
- Steam / Epic / Xbox / EA App は自動更新だが、設定で「起動時に更新を確認」を有効化
- MOD利用者は Vortex などの管理ツールも更新
10-3. 内部清掃
頻度:3〜6か月ごと
- 電源を切り、背面スイッチを「O(オフ)」にする
- サイドパネルを開ける
- エアダスターでホコリを吹き飛ばす
- フィルター、ファン、ヒートシンクを重点的に
- 吸気口(前面・底面)にホコリが溜まりやすい
- フィルターは水洗い可(しっかり乾燥させること)
👉 掃除機を直接当てるのは静電気で故障の危険あり
10-4. ストレージ管理
頻度:1〜2か月ごと
- Cドライブの空き容量が20%以上あるか確認
- 不要ファイル削除:
- スタート → 「ディスククリーンアップ」検索
- 記憶域センサーを有効化(自動削除)
- SSD/HDDの健康状態を確認:
- CrystalDiskInfo で「注意」や「異常」が出ていないかチェック
10-5. 冷却・熱対策
頻度:年1〜2回
- CPUクーラーのサーマルグリス交換(2〜3年が目安)
- ケースファンが劣化していないか(異音・回転不良)
- GPUの温度が高すぎる場合はファンカーブを調整(MSI Afterburner)
10-6. 電源とケーブル点検
頻度:年1回
- 電源ユニットの寿命は5〜7年が目安
- ケーブルの被膜が傷んでいないか確認
- 雷サージタップやUPSも定期的に入れ替えを検討
10-7. ソフトウェア環境の整理
頻度:半年ごと
- 不要なアプリをアンインストール
- 自動起動アプリを確認:
- タスクマネージャー → スタートアップ → 不要なものを「無効」
10-8. 温度・性能モニタリング
- MSI Afterburner でゲーム中の温度・FPSをチェック
- 温度上昇やFPS低下が見られたら → 清掃 or 冷却改善を検討
10-9. 年単位での見直し
- 新しい大作ゲームに向けてGPUドライバーを必ず更新
- 大規模アップデートや新しいパーツ交換のタイミングでBIOS更新も検討
- 3〜5年でGPUやストレージの買い替えを計画
✅ まとめチェックリスト
- Windows Update & GPUドライバーを月1回更新
- 内部清掃を3〜6か月ごとに実施
- ストレージの空き容量と健康状態を定期確認
- サーマルグリスを2〜3年ごとに交換
- 電源ユニットを5〜7年で交換目安に
- 不要アプリ・自動起動を整理
- ゲーム中は温度・FPSをモニタリング
👉 これで「10. 長期メンテナンス」も徹底化できました。
ここまでで 1〜10の全ステップを深掘り解説 しました。
ゲーミングPCを使う上でのセッティング&メンテナンスは以上で完了です。
それでは、良いゲームライフを!